PIT HOUSE建築プロセス

ピットルームを外から。

ここで PIT HOUSE MOLE のおさらいをしておきましょう。1Fには洋室の下にもぐるPIT ROOM が、2Fには洋室から上がるキッチンフロア上のSKIP ROOM があります。

これはピットルームの部屋を外から見たものです。


こんな感じで4部屋が続いています。


上が洋室のバルコニー、下がピットルームのへこみ、おもしろいです。

1Fキッチンフロアからの階段。

こちらは1Fのキッチンフロアに取り付けられた階段です。2Fは引き戸を開けて階段でしたが、今度は階段が主張し、洋室へスキップしたところに引き戸があります。


玄関から臨んでいます。これまた一段目のステップをL型に演出しています。


洋室側から降りる階段を臨んでいます。


大工さんはピットルームへの降りる階段を造作中です。

2Fのキッチンフロアからの階段。

2Fですが、玄関から入ると右手正面にキッチンスペース。左手に引き戸が見えるようになります。この引き戸を開けると階段が出てきます。SKIP HOUSE と同じ、引き戸は一段目のステップを走ります。この辺りは私の好みです。
 
 
正面は、洗面スペースです。この洋室との高さが何とも言えない情緒です。


1Fの造作あとは階段だけ。

1Fの大工さんの造作はほぼ完了して、あとは階段廻りだけとなりました。


洋室もフローリング貼りが完了して、養生されております。少し広くなっているところはTVボードスペースとなっています。


見返しです。右に入口、左奥にクローゼットとなっています。掃き出し窓は高さ2200mmあります。

ガルバリューム鋼板貼り。

ついに階段室のガルバリューム鋼板貼りになりました。


サイディングとのコントラスト、色合わせも上手くいきました。
 

やはりガルバは凹凸の質感が素晴らしいです。また、経年劣化にも強いです。

サイディング貼りも大詰め。

南面も大詰めとなり、ほとんど貼られました。
 

写真のイメージとは違い、実際は深く落ち着いた雰囲気を醸し出しています。


西へも伸びています。


1Fと2Fの間です。


1Fバルコニーです。


1Fまで降りてきました。へこみエリアはピットルームとなっています。


次のガルバリューム鋼板貼りの準備をしています。

スキップルームへの階段。

2Fのスキップルームを大工さんが造作しています。低い手すりを造っています。


このように手すり下地の上に笠木という化粧の手すりがつきます。


他の部屋を覗くともう階段がついている部屋がありました。ロフトへのハシゴとは全く違う質感です。


一段目の踏面はL字に演出して、三段目までは手すりなしのデザインです。

ローカに仮設足場。

ローカに仮設足場が組まれています。建物側のサイディングは屋根まで貼り伸ばします。高さが高いので仮設足場が必要になります。


屋根裏までしっかり貼ります。


反対側のローカ側は軒天の少し上までとなります。


階段室の中も足場が組まれ、サイディングが完了しました。

1F洋室の造作。

PIT HOUSE は、8戸の部屋となっています。大工さんの段取りなどで早く進む部屋と追いかける工程の部屋とがあります。
1Fのこの部屋は、界壁のみで造作はこれからですね。


この部屋は造作が完了しています。右に見えているのがキッチンフロアから上がってきたところの引き戸です。
スキップする階段と引き戸の関係ですが、1Fは洋室フロア側に2Fはキッチンフロア側に引き戸がつきます。このことによって、階段の見え方感じ方が違ってきます。


見返しです。天井だけ色が違うのは、防火・遮音に優れた強化石膏ボードを使用しているためです。

サイディングの進捗。

サイディングの進捗をみてみます。


北側の狭いところを完了して東側に進んでいます。2Fローカの突き当りから覗き込んでいます。やはり、こちらもせまく少し手間がかかります。


南側の足場から見ています。


この狭さです。さすが職人魂です。


東側も完了しました。


最後は、南側のバルコニーがある面です。

1Fキッチンフロアの天井造作。

1Fキッチンフロアの天井が造られています。こちらは右がトイレで左側壁にキッチンが据え付けられます。1Fの天井には強化石膏ボードが貼られ断熱材も充填されます。


見返しで奥には洗面化粧台が据え付けられます。通常一般住宅では1Fの天井には断熱材が充填されませんが、防火性・遮音性の向上において丁寧に施工しています。

ピットルーム造作の進捗。

こちらは1Fキッチンフロアです。二つの穴が見えますが、このあと右には洋室への上がる階段、左にはピットルームへの下がる階段がつきます。


階段を下がり引き戸を開けます。


+αの空間、登場となります。

ピットルームの造作。

大工さんがピットルームの造作中でした。梁の下端すれすれに天井が造られます。


洋室のクローゼット下部を利用できないのは、床面積に制限があるためです。しょうがなく壁を造作しています。

ピットルームは床面積に含まれませんが、専有面積の半分までという制限があります。

玄関収納設置の仕方。

ちょうど大工さんが玄関収納を押し込んでいました。
玄関収納の裏側は洗濯機パンのスペースになっています。壁を造作し玄関収納を組み立て、このように押し込みます。


ぴったりです。さすが大工さんです。少し持ち上げつつ押し込みます。桐ダンスの引き出しのように入っていきました。


こちらは完成形です。

1F洋室天井の断熱材。

こちらも同様で通常1Fの洋室の天井には断熱材は施工されませんが、この通り充填しています。


2Fの洋室もスキップしているため、この天井との間には相当の空間があります。上階の音が気になるという木造のデメリットを克服することにも繋がりました。

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